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海洋プラスチック問題の取組み——英国の事例

 
環境意識の高いドイツの、エコへの取り組み
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はじめに

ドイツは環境意識の高い先進国として名高いが、最近英国の脱プラスチックの動きが急だ。これは単に英国内の動きでだけに留まらず、温暖化ガス排出対策と同じレベルで環境問題の本流になる可能性がある。日本のプラスチックパッケージ業界でもこの動きに注視しながら、必要な対策を講じておくべきと思われる。

廃プラスチックによる海洋汚染の深刻化

2018年 4月に開催された英連邦首脳会議でメイ首相が加盟諸国に海洋廃棄プラスチックの対策を訴え、この先25年間に亘る環境計画を発表した。その内容は、英国は世界の環境問題解決のために、使い捨てプラスチック製品を削減して、廃プラスチックの発生を抑制するとともに、英国のプラスチックの回収・リサイクル率を向上させるというものだ。

「英国の国際的影響力をテコに、世界の国々に積極的な変化を促し、海洋の持続可能な発展を目指します(レポート内 図1)。私たちはパートナーと協力して、海洋の廃プラスチックを減らすための行動基準として英連邦ブルー憲章を策定します。 開発途上国がプラスチック廃棄物を削減して自国の海洋保護区域を拡大し、それが世界の海洋の保護に繋がるべく、私たちは資金援助をしていきます」と力強く演説した。

また6月のG7では2030年までに100%再生・再利用可能なプラスチックの利用を目指す「G7海洋プラスチック憲章」が英国主導の形で提起され,日米両国がこれに署名しなかったことで、批判を受けたことは記憶に新しい。

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