皆さんこんにちは。タイ在住のconcojiです。
タイと言ったらナイトマーケットをイメージする人が多いと思います。日本から遊びに来る友人や旅行者さんも、必ずと言っていいほどナイトマーケットへ連れて行ってほしいとリクエストされます。実はタイでは夜だけでなく、朝から開催しているモーニングマーケットも非常に人気です。今回はタイ北部で話題のモーニングマーケットをご紹介します。
ココナッツマーケットとは?
今回ご紹介するココナッツマーケットは、首都バンコクではなく、タイ北部にあるチェンマイという都市にあります。最近では日本からチェンマイ行きの直行便も増えてきたので、足を運びやすくなってきました。そんなチェンマイでのみ開催されているこのマーケットですが、営業時間は週末の朝8時から午後3時までです。ここ数年で人気になったため、ガイドブックにはまだ載っていない穴場です。
ココナッツマーケットレポート
マーケットへ向かう道のりが、またワクワクさせてくれます。静かでローカルな街並みを進んでいくので、地元の方の生活を感じたり、朝7時頃には鳥の鳴き声を聴きながら散歩を楽しむことができます。

こんなところにマーケットがある気がしないので、「こっちで合ってる?」と不安になりますが、到着したらこんな可愛いらしい看板で迎えてくれます。

ナイトマーケットと同様、洋服・雑貨・アクセサリーなどのお店が出店しています。このマーケットの特徴は、ハンドメイドのこだわりのアイテムが多いところです。
下の画像は、お洋服や雑貨のエリアです。他のマーケットに比べ、比較的コンパクトで縦長な印象です。洋服はチェンマイらしい色合いやデザインのお店が多数出店していました。買いたいアイテムがたくさんあります。

Tシャツは他のマーケットに比べて、女性受けがよさそうなカラーとシンプルなロゴです。普段のタイで見るTシャツは「Thailand」の主張が強くて買う気にはなりませんが、ここのラインナップなら挑戦してみたくなるおしゃれなTシャツが揃っています。

アクセサリーショップでは、可愛いピアスがたくさんあり目移りしてしまいました。

お次はフードやドリンクの屋台エリアです。なんと言ってもココナッツジュースは外せません。このマーケットに大量に植えられている木々から採れたフレッシュなココナッツジュースを堪能できます。

ココナッツジュースと張り合うくらいインスタ映えすると人気なのが、こちらのスイカスムージーです。普段私はスイカスムージーを飲むことはあまりないのですが、日本から遊びに来た友人がこれにハマっていたことで魅力を知りました。見た目も可愛いので、買いたくなります。

飲みやすいサイズのパッションフルーツスムージーも販売しています。なかなか珍しいサイズ感ですが、他のスムージーと比べてパッションフルーツは濃厚でパンチが強いのでこのサイズはありがたいです。初めて挑戦したい人にもおすすめのサイズです。

このマーケットのメインとなっているのが、このエリアです。まず到着すると食べるよりも買うよりも、このエリアに足を運び、この空間で撮影する方がほとんどです。高いヤシの木を見上げたり、どこを見回しても緑に包まれているこの空間がとても心地良いです。

ココナッツマーケットはなぜ人気?
圧倒的に地元の方よりも、外国人観光客に人気なのがココナッツマーケットです。特に韓国人の観光客が多く、今まで3回足を運んでいますが、韓国の方を見ない日はありませんでした。そして必ずおしゃれをしてあちこちで撮影会をしています。もちろんとても素敵なマーケットではありますが、チェンマイにはこういった自然やハンドメイドで溢れたマーケットが数カ所あります。その中でも、これほどまでに話題になっている理由は、圧倒的にSNSでの発信が多い点です。
InstagramやYouTubeで「#coconutmarket」で調べると、あらゆる国の方の投稿が見られます。さらにその投稿が魅力的なものばかりなので、このマーケットを知らない方もきっと足を運びたくなるはずです。数え切れないほどのココナッツの木を背景にして撮った写真は、圧巻の光景です。


ココナッツマーケットを取り上げているYouTuberは、中国人、アメリカ人、韓国人など、色々な国の方がこのマーケットの魅力を発信しています。よくあるマーケットの密集した感じとは全く違って、ゆとりのあるスペースがまた魅力とのことです。



私も実際足を運んで同じ気持ちを感じています。特に朝一は空いていて、ほぼ貸切のような状態でヤシの木を眺めながらコーヒーを飲んでいる時間はとても贅沢で幸せです。

いかがでしたでしょうか?
今回はタイ北部にある話題のマーケットをご紹介しました。
何かを買うことが目玉ではなく、空間を体験することが魅力のマーケットであり、誰もがSNSで発信したくなってしまう穴場のご紹介でした。この機会にSNSを見ていただき、少しでもマーケットに訪れた気分を味わっていただけたら嬉しいです。
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