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レトロなのに新しい!オリエンタルコピが届ける現代版コピティアム文化のパッケージデザイン

オリエンタルコピは、昔のコピティアム文化を現代的に再解釈したチェーン店。
最近は、マレーシアのお土産を紹介する日本のサイトでも「オリエンタルコピ」の名前を見かけるようになってきました。オリエンタルコピのパッケージをよく見ると、可愛いだけではなく、昔ながらのマレーシア文化が感じられ、どこか温かい気持ちになります。そんな、オリエンタルコピのパッケージに込められたブランドが掲げるコンセプト、受け継がれていくマレーシアの文化について紹介します。

オリエンタルコピのパッケージはレトロで可愛いだけじゃない

大型ショッピングモールSUNWAYで見かけたオリエンタルコピのテナント

大型ショッピングモールSUNWAYで見かけたオリエンタルコピのテナント

オリエンタルコピのパッケージはどこか懐かしい気持ちになるレトロで可愛いデザインと、作りがしっかりしていることが特徴です。コーヒーやクッキーは箱入りで売られていますし、インスタントヌードルも持ち手付きのビニール袋に包まれています。そのため、ばらまきだけでなく、ちゃんとした箱でお土産を渡したいというときにもぴったり。
まずは、レトロで可愛く、しっかりと包装されているオリエンタルコピのパッケージを紹介します。

コーヒーやミルクティーのパッケージ

まず最初に紹介するのは、コーヒーやミルクティーのパッケージです。マレーシアのコピティアムではコピ(KOPI)やホワイトコーヒー(White Coffee)、テタレといったメニューが親しまれています。KOPIはマレーシアの伝統的な喫茶店「コピティアム」で親しまれている定番のコーヒー、テタレは甘いミルクティーです。オリエンタルコピのコピやホワイトコーヒーなどのパッケージには、昔ながらの喫茶文化を思わせるレトロなデザインが取り入れられています。

ホワイトコーヒーのパッケージ
こちらはホワイトコーヒーのパッケージ。しっかりとした箱に入っています。鉛筆でスケッチしたようなコーヒーとコーヒー豆のデザインです。

ヘーゼルナッツフレーバーの甘いコピのパッケージ
こちらはヘーゼルナッツフレーバーの甘いコピのパッケージ。ホワイトコーヒーのデザインとほぼ同じようなデザインで色違いです。

テタレのパッケージ
こちらはテタレ※のパッケージです。背景には茶畑が描かれており、コーヒーのパッケージとは異なりカラフルな色使い。茶畑が印象的に描かれているため、テタレの原料である茶葉やその生産地であるキャメロンハイランドを連想させます。そして、なんとなくスケッチして描いたような、アンティーク調です。※テタレとは、練乳入りの甘いミルクティーです。

スペシャルタイプのコーヒーのパッケージ
こちらは、スペシャルタイプのコーヒーのパッケージ。文字のデザインが金色で、高級感が漂います。特別な方へのお土産にも向いているデザインです。

お土産に人気のパイナップルクッキーのパッケージ


パイナップルクッキーのパッケージ
次はパイナップルクッキーのパッケージです。オリエンタルコピのパイナップルクッキーは、お土産としても人気を集めています。こちらも、鉛筆や色鉛筆でスケッチしたような、アンティーク調のデザイン。パイナップルが大きく描かれています。チーズ入りとチーズなしの2種類のフレーバーがあるので、パッケージも色分けされています。

ドリアンバージョンのパッケージ
最近、同じシリーズからドリアンバージョンが出ているのも見つけました。

カヤジャムのパッケージ

カヤジャムのパッケージ
カヤトーストは、マレーシアのコピティアム文化には欠かせない定番メニュー。カヤジャム(ココナッツミルク、卵、砂糖などを使ったペースト)は、トーストに塗るだけで、手軽にカヤトーストを楽しめます。簡単にマレーシアらしさを味わえるので、お土産にもぴったりです。オリエンタルコピのカヤジャムはおいしさとパッケージの可愛さのバランスが絶妙なので私の定番のお土産になっています。

カヤジャムのパッケージはこちら!こちらも、落ち着いたビンテージカラーでまとめてあり、鉛筆でスケッチしたようなココナッツのデザインです。手のひらに収まるサイズですが、瓶入りということもあり、しっかりとした印象があります。

インスタントヌードルのパッケージ

インスタントヌードルのパッケージ
オリエンタルコピで販売されているインスタントヌードルは、一般的なインスタントヌードルと比べても、パッケージが厚く、しっかりとした作りになっています。こちらのパッケージはイラストではなく写真がそのままデザインに反映されているので、どんなヌードルなのかイメージしやすいのがメリットだと感じます。また、文字がオリエンタルコピらしい独特のデザインと色合いなので、ちょっとレトロ感が出ています。

テイクアウト用ボックスのパッケージ

テイクアウト用ボックスのパッケージ
最近友人からテイクアウトしたオリエンタルコピの食事をいただきました。こちらのパッケージもビンテージ感の漂うデザイン。マレー系、チャイニーズ系、インド系と様々な民族が一緒にコピティアムで食事を囲む様子が描かれています。このようなパッケージから、マレーシアが多民族国家であることが伝わってきます。

オリエンタルコピの背景にあるコピティアム文化

オリエンタルコピのエッグタルトも大人気商品です。エッグタルトもコピティアムでは欠かせないメニューです

オリエンタルコピのエッグタルトも大人気商品です。エッグタルトもコピティアムでは欠かせないメニューです

オリエンタルコピの背景にあるコピティアム文化は、マレーシアとシンガポールで親しまれている喫茶店のような場所です。海南系移民などによって東南アジアに広まり、マレーシア文化として発展を遂げました。(オリエンタルコピのホームページでもメニューが「海南の影響を受けた食文化に基づいていること」が紹介されています)。

マレーシアのコピティアムは、さらにマレーシアの文化が入り混じり、マレーシアらしい独特の食文化を育んでいる印象を受けます。オリエンタルコピも、海南の食文化やニョニャ料理などいろいろな食文化をブランドの背景としていることを公式ページでも言及していました。
(引用:公式ページはこちら)

コピティアムの定番メニュー

一般的なショップでオーダーしたコピのアイスバージョン

一般的なショップでオーダーしたコピのアイスバージョン

コピティアムの定番メニューは、コピ(KOPI)やホワイトコーヒーといった飲み物や、カヤトーストなどの朝食メニューまで……と、紹介するだけでもキリがありません。その中でも個人的にマレーシアのコピティアムを語る上で、外せないのがコピとカヤトーストです。

マレーシアで親しまれているコピは、日本のコーヒーとは違う独特の味わいが魅力です。コーヒー豆をマーガリンや砂糖などと一緒に焙煎し、布製のフィルターで淹れるなど昔ながらのスタイルも残っています。そして、コーヒーにコンデンスミルクなどを加えて甘く仕上げることも多く、独特の香ばしい味わいが生まれます。マレーシアの朝食には欠かせない飲み物の一つです。

カヤジャムは、ココナッツミルクに卵と砂糖を混ぜて作ったペーストです。焼いた薄いパンにサンドイッチのようにカヤジャムとバターを挟んでカヤトーストとして出てくることが多いです。コピティアムで出てくる、カヤトーストに卵、コピ。この組み合わせが、マレーシアの定番朝食メニューです。ローカルが、朝食を食べながらコピティアムで楽しそうに雑談している様子を見かけると「マレーシアの朝だなあ~」となんだかホッとした気持ちになります。

昔のコピティアム文化を現代バージョンにしたチェーン店

一般的なコピティアムの様子。ビンテージ感のある写真にはコピやカヤトースト、ナシラマなどマレーシアで親しまれているメニューが!

一般的なコピティアムの様子。ビンテージ感のある写真にはコピやカヤトースト、ナシラマなどマレーシアで親しまれているメニューが!

今でも多くのローカルに親しまれているコピティアム。そんな昔ながらのコピティアムを現代バージョンにアレンジし、さらにパワーアップしたのがオリエンタルコピです。

昔のマレーシア文化を大切にしている

オリエンタルコピのパッケージやメニューを見ていると、マレーシアの人々が昔の文化をとても大切にしている様子が伝わってきます。例えば先ほど紹介したコーヒーのパッケージは、鉛筆で描いたスケッチのようなデザインになっています。実は地元のコピティアムでも、お店の看板やすだれに鉛筆や色鉛筆で描いたようなイラスト、ビンテージ調の色合いの写真などが使われることが多いのです。そのようなイラストを見慣れている私がオリエンタルコピのパッケージを見たとき「あ!コピティアムっぽい」と感じました。

そしてあの、丸いテーブルが置かれた店内、コーヒーカップに入ったコピなどを簡単にイメージできました。マレーシアで生まれ育ったわけではない私がそのような懐かしさを感じるのですから、マレーシアで生まれ育ってきた人にとっては、すごく馴染み深いイラストなのかもしれません。

マレーシアの文化を観光客や現代人が気軽に楽しめる

大型ショッピングモールSUNWAYのオリエンタルコピは多くの人で賑わっています

大型ショッピングモールSUNWAYのオリエンタルコピは多くの人で賑わっています

マレーシア人が昔のマレーシア文化を大切にしているとはいえ、昔に比べて大型ショッピングモールが増え、西洋の食文化も広がってきていることは事実。週末ともなると、ショッピングモールは多くの人で溢れかえっています。そんな中でオリエンタルコピの存在は、若い人や外国人にマレーシア文化を上手に繋げることに、一役買っていると言っても過言ではありません。

オリエンタルコピは、若い人たちや外国人も含む多くの人が集まる大型ショッピングモールの中にも出店しています。内装はコピティアムの雰囲気を残しつつモダンなインテリアです。そして、メニュー表もあるためオーダーもスムーズ。そのため、現代人や外国人が気軽に入りやすいだけでなく、モダンでかっこいいから「入りたい」と思わせてしまう魅力があります。「コピティアム文化を味わいたいけど、ハードルが高い」「コピティアム文化もいいけどもっとモダンなカフェで食事をしたい」と思う人の心を掴んでいます。

オリエンタルコピパッケージは歴史を現代へ繋げる架け橋になる

インスタントヌードルのパッケージ
オリエンタルコピの面白さは、それぞれ違う状況の人たちが楽しめることです。昔のマレーシア人にとっては「懐かしい場所」、若い世代の人にとっては「モダンで新鮮な場所」、外国人にとっては「気軽にマレーシア文化を楽しめる場所」となります。そんなオリエンタルコピの面白さが、パッケージのデザインにも表れていると感じます。

オリエンタルコピの商品は、単にマレーシアの人気商品を買うというだけではありません。「マレーシアの文化体験をお土産に持って帰る」と言ってしまうと大袈裟ですが、歴史と現代を上手に繋ぐためのひとつの鍵になっているなと思います。

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