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アメリカで広がる日本ブランド

近年、日本で広く知られる小売ブランドや外食ブランドの店舗がアメリカで増え、存在感を増しています。また日本食は以前にも増して人気となっており、寿司、ラーメン、照り焼きといった定番メニューに加え、豆腐、抹茶などの食材も身近になり、日本の食品ブランドの商品は、今やアメリカのスーパーマーケットでも日常的に目にするようになっています。

さらに日本のアニメやゲームの人気を背景に、漫画やゲーム、キャラクターを扱う書店やフィギュアショップなどでは、アメリカ人の来店客が増えて盛り上がっています。今回は、ニューヨークで見かけたアメリカで活躍する日本企業についてご紹介します。

ファッション・製造小売業のブランド

日本発の「UNIQLO(ユニクロ)」は、「H&M」や「ZARA」などと並び、世界のファストファッション市場を代表するブランドです。

「UNIQLO」はアメリカ市場に2005年に進出し、2006年にはSoHoにニューヨーク1号店をオープンしました。マンハッタンには、現在、五番街のフラッグシップ店、SoHo店、ハドソンヤード店の3店舗があり、さらにマンハッタンの周辺にも4店舗あります。全米では、80近くの店舗を展開しています。

2026年に、ニューヨークでは、さらにユニオンスクエア、ブライアントパーク、ワールドトレードセンター、ブルックリンのウィリアムズバーグに4つの新店舗のオープンが予定されています。全米でも、ニューヨークに加え、シカゴやサンフランシスコの旗艦店をはじめ、ワシントンDC、シアトルなど11の新店舗のオープンが予定されており、アメリカでの成長に注力しています。

アメリカのUNIQLOの外観
「UNIQLO」は、人気アニメやアーティストとのコラボ商品、インフルエンサーを活用したマーケティング戦略などで、アメリカでの知名度が上がっています。
ニューヨークの五番街にあるフラッグシップ店には、カフェや漫画コーナーが設けられ、アニメやローカルアーティストとのコラボ商品を展開するなど、日本とニューヨークのポップカルチャーをくつろぎながら体験できる遊び心のある店舗となっています。

UNIQLOのフラッグシップ店にはカフェや漫画コーナーがある
「Muji(無印良品)」 は、2007年にニューヨークのSoHoにアメリカ1号店をオープンして以来、アメリカでも着実にファンを増やしています。2025年には、チェルシーマーケット内にカフェを併設した新店舗をオープンし、現在ではマンハッタンに8店舗、ブルックリンのウィリアムズバーグに1店舗あります。ハドソンヤードのショッピングモールでは、「Muji」と「UNIQLO」が近くに店を構え、日本の商業施設のような光景が広がっています。
「Muji」は、アメリカではニューヨークを中心とした展開ですが、ボストン周辺やオレゴン州ポートランド、カナダではトロントやバンクーバーにも店舗があります。

アメリカのMuji(無印良品)の外観
「Muji」と言えば、ファッションや生活雑貨全般まで幅広い商品分野において統一感のあるシンプルなデザインの商品が特徴です。アメリカでも日本と同様の商品と店舗構成になっており、「Muji」ならではの変わらないブランドイメージを貫いています。
アメリカでは近年、文房具や日本のお菓子への関心が高まっており、「Muji」の店舗においてもそれらの売り場は、人気の高いコーナーとなっています。

アメリカのMuji(無印良品)にて文房具コーナーが賑わっている様子
この他、100円ショップでお馴染みの「Daiso(ダイソー)」も全米で拡大中で150以上もの店舗を展開しており、ニューヨークには、ミッドタウンとブルックリンに2店舗あります。

日本の食品ブランド

アメリカでは、寿司や照り焼きソースを使用した料理、豆腐、抹茶、カップヌードルなど、日本由来の料理や食材、加工商品が普及してきており、日系やアジア系に限らず、アメリカの一般的なスーパーマーケットでも、日本の食品ブランドの商品を日常的に目にするようになっています。

アメリカのスーパーマーケットでは、調味料を中心にアジア各国の食品を集めた専用コーナーが設けられていることが多く、その中に日本の食品ブランドの商品も他のアジア各国の商品と並んで陳列されています。
醤油や酢などの基本的な調味料に加え、グリコの「ポッキー」や、日清の「カップヌードル」、東洋水産の「マルちゃん」、サンヨー食品の「サッポロ一番」などのインスタント麺もアメリカのスーパーマーケットで見かける定番の商品となっています。

アメリカのスーパーにポッキーなどの日本のお菓子が置かれている
アメリカで最も広く普及している日本料理と言えば、やはり寿司です。寿司は、昔から日本料理の代表的な存在として親しまれてきましたが、近年では、寿司の専門店にとどまらず、スーパーマーケットの総菜売り場やシーフードコーナーでも、カリフォルニアロールをはじめとするテイクアウト用の寿司パックが定番の商品になっています。

さらに、家庭でも寿司を楽しむアメリカ人が増えており、醤油、酢、わさびなど寿司に必須の調味料がアメリカのスーパーマーケットでも幅広く取り扱われるようになっています。数ある日本の食品ブランドの中でも、醤油ではキッコーマン、米酢ではミツカン、わさびではエスビー食品を目にすることが多いです。醤油や米酢はアメリカの工場で製造されたアメリカ製のものが多く、アメリカ市場に根付いて販売を拡大しています。

キッコーマン醤油、ミツカンの米酢、エスビー食品のわさび
キッコーマンは1957年にアメリカに進出し、アメリカ市場において長い歴史を誇る日本企業で、カリフォルニア州、ウィスコンシン州にある工場でも製造を行っています。アメリカの醤油市場で最大のシェアを誇る主力商品の醤油に加え、みりん、照り焼きソース、ごま油、パン粉など幅広い商品を扱っています。
キッコーマンでは、食品事業だけにとどまらず、日本食品の輸出入を行う傘下のJFCインターナショナルの事業も大きな存在となっており、日本企業の商品をアメリカ市場に届ける流通としての大きな役割を果たしています。

アメリカで取り扱いのあるキッコーマンの醤油、照り焼きソース、ごま油、パン粉
食のスタイルが多様なアメリカのスーパーマーケットでは、1つのジャンルでもさまざまな種類の商品が置かれています。醤油売り場を見ても、アメリカ製、日本製、オーガニック、減塩、たまり醤油、グルテンフリーなど、幅広い種類の商品が販売されています。
数ある醤油の選択肢の中でも、たまり醤油で知られる日本ブランドもあります。醤油は大豆と小麦から作られますが、たまり醤油は小麦の使用量が少なくほぼ大豆から作られる旨味の強い醤油です。サンジルシ醸造がアメリカで展開する「San-J」ブランドの小麦を全く使用しないグルテンフリーのたまり醤油は、濃厚な味と共に健康志向の高まりを背景に人気となっています。

キッコーマンの醤油とSan-Jのグルテンフリーのたまり醤油
アメリカでは、バルサミコ酢やワインビネガー、アップルサイダービネガーなど、さまざまな種類の酢が販売されています。その中で、寿司に使用する米酢で定番ブランドとなっているのが、ミツカンとマルカンです。ミツカンはアメリカにおいても日本と同様に米酢やポン酢で広く知られていますが、意外な所では、「RAGÚ」や「BERTOLLI」といった定番パスタソースブランドを傘下に持ち、多角的なブランド展開をしています。

マルカンは、1649年創業の老舗ブランドで、アメリカではミツカンと並んで存在感のある米酢メーカーです。一般的なスーパーマーケットに加え、プレミアム志向の商品を扱うホールフーズマーケットなどでも取り扱われています。

ミツカン、マルカン共にアメリカの工場で製造を行っており、主力の米酢に加え、アメリカではドレッシングなどで使用されることも多いポン酢も販売しています。特にマルカンは、定番のユズの他、珍しいスダチポン酢も販売しており、プレミアム感のある商品展開による差別化が見られます。

ミツカンの米酢とマルカンのスダチポン酢
キューピーのマヨネーズをはじめ、照り焼きソースやごま油などの日本やアジア風料理の調味料は、一般家庭でも使われるようになってきており、アメリカのスーパーマーケットでも広く販売されるようになってきています。

キューピーのマヨネーズには、日本製とアメリカ製があり、配合や味が若干異なります。アメリカのスーパーマーケットでは、アメリカ製のものがより一般的ですが、オリジナルの味を求める消費者もいるため、日本製の商品を揃えているお店もあります。

照り焼きチキンなどに使用する照り焼きソースは、アメリカで人気の調味料の一つで、キッコーマンをはじめとする日本の食品ブランドに加え、アメリカの多くの食品ブランドも手掛けています。

ごま油はヘルシーな油として認知されており、キッコーマンの他、かどや製油のごま油など日本ブランドの商品も見かけることがあります。

キューピーのマヨネーズ、キッコーマンの照り焼きソースとごま油
植物性タンパク質を豊富に含む豆腐は、ヘルシーな食材として人気があり、アメリカのスーパーマーケットでも必ず見かけます。

日本企業ではハウス食品のアメリカ製の豆腐が多く販売されており、日本の典型的な豆腐の他、オーガニックやオメガ3脂肪酸入りの豆腐、さらに肉の代わりに使用される調理用の硬めの豆腐などさまざまな選択肢が提供されています。
オーガニックの柔らかい豆腐は、パッケージに描かれているようにスムージーなどにも使用され、アメリカの食文化にも浸透しています。ハウス食品は、日本では「バーモントカレー」をはじめとしたカレールウのブランドとして有名ですが、意外なことにアメリカでは豆腐ブランドとしてよく知られています。

味噌は、醤油や酢、豆腐と比べるとまだマイナーな存在ですが、アメリカのスーパーマーケットでは、日本製の「ひかり味噌」や、カリフォルニア州の工場で製造を行っている「マルコメ」の商品などが取り扱われています。味噌を求める人は、ヘルシー志向の人が多く、オーガニックのものが好まれます。

ハウス食品の豆腐、ひかり味噌
アメリカのスーパーマーケットでは、この他、伊藤園のペットボトルのお茶をはじめ、アサヒ、キリン、サッポロなどの日本のビールブランドの商品もよく見かけます。
また、日本食全般への関心の高まりや円安などの背景もあり、日本からの輸入食品など日本の食品ブランドの商品を中心に販売する、日本食専門のスーパーマーケットやコンビニエンスストアが増加傾向にあります。アジア系のスーパーマーケットでも日本の食品がより多く扱われるようになるなど、日本の食品ブランドの販売が拡大しています。

日本の外食ブランド

アメリカでは、日本の外食産業といえば、かつては寿司が有名でしたが、最近では、ラーメンが大人気となっています。ラーメン1杯の価格は、20~30ドル前後が相場となっていますが、需要が高く、日系その他を問わずラーメン店が増え続けています。

そんなラーメンブームに先駆けて2008年にニューヨークのイーストビレッジにオープンしたのが、豚骨ラーメンで有名な「Ippudo」です。現在では、ニューヨークとカリフォルニア州に10店舗ほど展開しています。さらにアメリカの健康志向の高まりを受けて、ヴィーガンのラーメンを提供する「ippudo V」という新コンセプトのお店もオープンし、現地のトレンドを取り入れたブランドの展開も進めています。

Ippudoの外観
同じく豚骨ラーメンで高い人気を誇るのが、2016年にニューヨークに進出した「Ichiran」です。現在ニューヨークでは、ミッドタウンに2店舗、ブルックリンのブッシュウィックに1店舗の合計3店舗を展開しています。「Ichiran」の特徴である、隣の席と仕切られた「味集中カウンター」は、アメリカでもよく知られており、店舗の前には行列ができることも多い話題の店となっています。

Ichiranの外観
アメリカでは、焼肉と言えば韓国風焼肉の店が多いですが、珍しく日本スタイルの焼肉を提供しているのが、「Gyu-kaku」です。
「Gyu-kaku」は、2001年にウエストロサンゼルスにアメリカ1号店をオープンし、2004年にはニューヨーク市場に進出しました。現在、ニューヨークシティには6店舗、全米で60店舗以上も展開しています。

Gyu-kakuの外観
ニューヨークには、日本ではリーズナブルな定食屋として知られる「Ootoya」もあり、定食を中心に寿司などバラエティに富んだ日本の定番料理を提供しています。ニューヨークでは、定食で30ドル前後となり、それなりの値段帯のレストランとなっています。「Ootoya」がニューヨークに進出したのは2012年で、チェルシーに1号店がオープンし、現在では、チェルシーに加え、タイムズスクエア、ユニオンスクエアの計3店舗あります。

Ootoyaの外観
ニューヨークのミッドタウンには、羽田空港店などでお馴染みの日本のうどん専門店「つるとんたん(Tsurutontan)」も進出しています。うどんはまだアメリカではラーメンほどは広く知られていないため、アジア系を中心とした客層となっています。
ニューヨークの店舗は、つるとんたん史上最大となる広さの店舗で、バーカウンターもあり、アルコールドリンクも楽しめます。メニューは、うどんを中心としながらも、前菜、寿司、刺身など、日本食を幅広く楽しめる内容になっています。

Tsurutontanの外観
マンハッタンには店舗はありませんが、ニューヨーク周辺には回転寿司でお馴染みのくら寿司もあります。くら寿司は、全米で80以上もの店舗を展開しており、日本人、アジア人が多く暮らすファミリー層に人気のエリアに出店しています。

スイーツ

ニューヨークで長年にわたり和菓子を販売し続けている日本のブランドといえば、「宗家 源吉兆庵」です。
「宗家 源吉兆庵」は、1995年にアメリカ初となる店舗をニュージャージー州にオープンし、現在ではニューヨークとハワイにも店舗があります。
ニューヨークでは1997年に五番街へ初出店し、その後マディソン街へ移転しました。2021年には五番街のビルを購入し、改装を経て、2024年から「K.MINAMOTO」としてリブランディングし、再び五番街に戻って来ています。

K.MINAMOTOの外観
和菓子の専門店ということで、客層は日系アメリカ人または日本文化への関心が高い人が多く、店舗は日本らしい店構えとなっています。お正月には和菓子で作られた華やかな正月飾りや福袋が並び、日本らしいお正月を体験できる演出もされています。

饅頭やせんべい、どら焼きなど定番の和菓子に加え、アメリカらしいミニカップケーキなどバラエティに富んだ商品が販売されています。アメリカ市場を意識し、伝統的な和の味にとらわれることなく、小豆餡の代わりに、フルーツやチョコレートなどのフレーバーが取り入れられ、明るく彩りのあるパッケージとともに、現地の人々の嗜好に応えるものとなっています。
お正月に販売される福袋においても、ローカルに受け入れられやすいお菓子を組み合わせた商品構成となっており、アメリカ市場を意識した商品に力を入れていることがうかがえます。

巨峰餅やしょこらみかさなどのお菓子
アメリカで抹茶人気が高まる中、2024年にミッドタウンにオープンした「nana’s green tea」は、日本発の抹茶カフェとして注目を集めています。店内にはゆったりとしたテーブル席が設けられ、抹茶パフェをはじめ、抹茶やほうじ茶を使った多彩なメニューが提供されています。落ち着いた空間の中で、日本の味を体験できる場になっています。

nana’s green teaの外観
日本からニューヨークに上陸してきたばかりの最新スイーツ店が、2025年にタイムズスクエアにオープンした「I'm donut ?」です。
「I'm donut ?」は、東京の渋谷に2022年に1号店をオープンし、新食感の生ドーナツで話題となった新ブランドです。ニューヨーク店では、白を基調としたミニマルな空間に自然素材の石のカウンターを取り入れたオープンキッチンの内装が特徴的で、タイムズスクエアの中でも印象に残る店舗となっています。

I'm donut?の内装と紙袋
ニューヨーク限定のフレーバーや、BLT、チキン照り焼きなどアメリカテイストを取り入れた惣菜系ドーナツまで個性的なドーナツが幅広く販売されています。

中でも、抹茶やユズといった日本ならではの食材を使用したドーナツは人気が高く、日本ブランドらしい個性が出ていて人気になっています。
日本ならではのフレーバーと、クリームがのったSNS映えする見た目、そして、タイムズスクエアという人が集まる立地にあるお店ということで、話題性があり、旅行者も含めトレンドに敏感な人々が多くやってきています。

抹茶やユズといった日本ならではの食材を使用したドーナツ

アニメ・ゲーム

1981年以来、ニューヨークに長く存在する日本の書店が、日本でもお馴染みの「Kinokuniya」です。ミッドタウンのブライアントパークに隣接する立地にあり、以前は、日本語の書籍を中心とした品揃えで、日本人客が主な客層となっていましたが、現在では、アニメやゲームをはじめとする日本のカルチャーへの関心の高まりと共にローカル化が進み、英語版の漫画や文房具などを求める、日本好きのアメリカ人にも人気の書店となっています。

Kinokuniyaの外観
アメリカでは、日本同様、ゲーム好きの人が増えていますが、そんなゲーム業界を代表する日本企業が「Nintendo Switch」の任天堂と「PS5」のソニーです。
ニューヨークには、「Nintendo」のフラッグシップ店があり、ファミリー層を中心にゲーム好きの人々の人気スポットとなっています。

Nintendoフラッグシップ店の外観
店内では、ゲームやキャラクターグッズの販売の他、実際にゲームも楽しめるようになっており、盛り上がっています。

実際に店内でゲームも楽しめる
アメリカでは、日本のアニメの人気も高く、フィギュアなど日本のアニメのキャラクターグッズを販売する「Tamashii Nations」は、2023年にタイムズスクエアにオープンし、現地のアニメファンに人気になっています。

Tamashii Nationsの外観
中古品の売買を手がける「BOOKOFF」は、1999年にアメリカ市場へ進出し、2000年にはニューヨークに1号店をオープンしました。以降、事業を拡大し続け、現在ではニューヨークにミッドタウン店を含む3店舗、全米各地でも日本人居住エリアを中心に店舗を展開しています。
ニューヨークのミッドタウン店は、かつては中古の日本語書籍の販売が中心で、主な顧客は日本人でしたが、現在では、英語書籍や漫画、アニメフィギュア、ゲーム、CD、DVDなど幅広い分野の中古品を揃え、アメリカ人を中心とした客層へと変化しています。

BOOKOFFの外観
店内入口付近にはフィギュアが並び、1階の目立つ位置には、ゲームや英語の漫画が配置され、これらが主力商品になっています。以前は日本語の書籍が大部分を占めていましたが、現在ではほとんど取り扱われていません。

店内入口付近に並ぶフィギュア
アメリカでは、食品メーカーや小売業など、幅広い分野で日本企業が活躍しています。近年は、アニメやゲーム、日本食への関心の高まりを背景に、日本好きの人が増えており、日本を旅行で訪れるアメリカ人が増えるのに伴い、ラーメン、抹茶、お菓子、ゲームやアニメなど、日本由来のさまざまなものが流行し、今やアメリカにいながらも日本の商品が日常的な存在となってきています。

ニューヨークには、以前から日本企業の小売業や飲食業がありますが、従来は日本人を主な対象としていた企業も、現在では、商品や店舗デザインにアメリカ人の趣向やトレンドも取り入れ、ローカルに受け入れやすいものとなり、客層も大きく変化しています。
今後も日本への関心の高まりという追い風の中、円安や関税など経済情勢の大きな変化もあり、さらにアメリカへの輸出拡大、新規参入、事業拡大などで、アメリカで活躍する日本企業は増えていくと思われます。

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