「1+1」、「2+1」この表記がどういう意味かご存じですか?
英語圏の国などでは"1 buy 1 get free"と書かれていることが多く、1個買うと+1個無料でもらえるという販売方法なのですが、(※「2+1」は2個買うと1個無料でもらえるという意味になります。)
ここ韓国でも、主流の販売方法で特に大手ヘルス&ビューティーストアの「オリーブヤング」で多くみられます。
「オリーブヤング」は、韓国旅行に行くと誰もが必ず立ち寄ると言っていいショッピングスポットで、日本で言うドラッグストアのようなところなのですが、ここでは頻繁にセールが行われています。大型セールは年に4回、毎年だいたい3月・6月・9月・12月に開催され、その他に毎月3日間程度の月例セールもあるのでいつでも何かしらお得にゲットできます。

コンビニ、コーヒーショップと並んで街中どこにでもある「オリーブヤング」
その中でもひときわ魅力的で、ついつい予定にない大出費をしてしまう原因が「1+1」「2+1」、そしてたくさん付いてくる「おまけ」です。
通常の商品を割引価格で買えるだけでも十分魅力的なのですが、おまけという名の試供品がたくさん付いてきたり、1個の価格でもう1個ゲットできるとなると、この機会を逃すと次はないかもしれない…という思いから特典なしの〇〇%割引のものよりも手が出やすくなります。
これがセール期間限定となるとなおさら、「今まだストックはあるけれど買っておくか!」という具合に、ますますお財布の紐が緩みます。(筆者経験談です 笑)

「1+1」の商品

「1点+おまけ付き」の商品

「1+1+おまけ」の商品
冒頭で紹介した通り、「オリーブヤング」では年間を通して常に何かしらのセールや割引をしているのですが、あえてセール期間と言われると、その時に悔いなく買い物しようと計画を立てて買ってしまいます。
そしてこれが実は心理的に巧妙なマーケティングでもあるようなのです。
ひとつが"損失回避"、簡単に言えば「損をしたくない」という気持ちです。
1個多くもらえるからお得だ!ではなく、この機会を逃せばもらえない、その損は避けたいという思いから購入に至るというものです。
そして次に"希少性"です。こちらも先ほどの"損失回避"と似ているのですが、「期間限定」「今だけ」の謳い文句が熟考する隙を与えず消費者に購入を促すというものです。つまり、セール期間限定+"1+1"は典型的ではありながらも購入せずにはいられない禁断のコンボなのです。
韓国でこの禁断のコンボが見られるもう一つの業態がコンビニエンスストアです。
コンビニでもただの割引ではなく、「1+1」「2+1」の表記を多く見かけます。
主にドリンク系やヨーグルト、お菓子などで多く見られます。
ヨーグルトやお菓子など味が数種類ある商品は、場合によっては種類の異なる商品を組み合わせて購入することもできるので、同じ味で何個もいらないよーというときはここに注目して購入してください。
種類の異なる商品を組み合わせて購入可能の場合は、下記の写真のように該当商品の写真が載っていたり、商品名が併記されています。

コンビニの「1+1」ポップ

コンビニの「2+1」ポップ
また、コンビニでは+1を取り置きでき、さらに購入店舗ではなく別の店舗でも受け取りが可能と聞き、どのような方法で対応してくれるのか確認したところ、各コンビニのアプリをダウンロードして登録、アプリで管理し、取り置きとなるため、残念ながら短期で行く旅行には有効ではないかもしれません。
今回おまけ付きや「1+1」の販売方法について取り上げましたが、日本では主にショッピングサイトのセール期間中などに見かけるものの、街中ではまだ浸透していない気がします。「1+1」や「2+1」の販売方法は、日本でも効果的だと思いますか?
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