ラオスの街を散歩していて、存在感を放つチェーンカフェが「Café Sinouk」です。首都ビエンチャンにも数店舗あるだけでなく、店舗ごとで外観のデザインや雰囲気が全然違います。今回はこちらのカフェについて紹介していきます。
「Café Sinouk」とは?
創業者シヌークさんが手掛けたカフェで、2002年に南部の街パクセーに1号店がオープンし、その5年後に首都ビエンチャンにも店舗をオープンさせたそうです。その当時は、ラオスのコーヒー豆は安く買いたたかれていた時代であり、シヌークさんは自ら焙煎と試飲を繰り返し、猛勉強を重ねることからスタートしたそうです。
さらにコーヒー豆農園でオーガニック認証を取ったり、ASEANサミットの公式コーヒーに選ばれたりと、ブランド価値を国家レベルに引き上げるため、様々な取り組みをされてきたことで地元では有名な方です。カフェに足を運ぶと、どの店舗でもシヌークさんの自画像が目立つように飾られています。価格帯は安くはないですが、歴史的な背景もあってなのか外国人だけでなく地元の人にも愛されているカフェです。


店舗ごとに外装のビジュアルが違う!こだわりのコンセプト
シヌークのカフェは、店舗ごとに外観デザインや店内の雰囲気が違うのが特徴的です。そこにはこだわりのあるコンセプトがあり、土地の歴史や自然に合わせた建物を作っています。
首都ビエンチャンのメコン川沿いの店は、 白を基調とし、パリをイメージしたクラシックフレンチスタイルで設計されています。首都郊外の店舗は、全面ガラス張りの近未来的なモダン建築、さらにバリスタスクールが併設された造りとなっています。南部にあるコーヒー・リゾートは、 木や竹を活かした温かみのあるロッジ風スタイルで、私好みなのでぜひ足を運びたいです。
建物そのものがブランドの歴史を旅するテーマパークのようになっていて、コンセプトを聞くだけでワクワクしてきます。
実際に訪れたカフェの雰囲気
今回はビエンチャンの街中にある、カフェ2箇所に足を運びました。全く違う雰囲気を味わえたので、ご紹介していきます。
まずはレトロな喫茶店風の店舗の方からご紹介します。カフェのドアから温かみを感じる雰囲気で、少し入りづらさもありましたが入ってみました。

中に一歩踏み入れると、懐かしい感覚に包まれます。店内は薄暗い照明で、ソファーや照明、インテリア全般がとてもレトロです。

カウンターも、あえて昔の喫茶店のような雰囲気を演出しているように感じます。

2階へ上がる階段から見たカウンターの風景も、最近のカフェではあまり見ないデザインでとても懐かしく感じました。

そして2階には、ラオスの文化を象徴する数々の絵画が飾られています。


テーブルには、コーヒー豆がぎっしり詰められていてコーヒー愛を感じます。

アイスコーヒーを注文すると、倒れないようにスタッフさんが慎重に運んでくれました。こんなにたっぷり入って提供されるのも嬉しいです。コーヒーの隣にある白いお花のようなものは、紙ナプキンです。ラオスで時々見かけますが、このようにいくつかの紙ナプキンを重ね合わせてお花のように見せています。はじめて見たときは、使っていいのかとても迷いました。

棚には古いコーヒーカップや、コーヒーのグッズが多数ディスプレイされています。ラオスとコーヒーの歴史を同時に感じながら、有意義な時間を過ごすことができる店舗です。
お次は、全く違った雰囲気のスタイリッシュな店舗へ足を運びました。照明やテーブル、インテリアは外国人に好まれそうなもので店内にも外国のお客様が数組出入りしていました。

こちらでは、ホットカフェラテを注文しました。ラオスで手作りされたコースターの上に、水を提供していただきました。ラテアートが素敵で、飲むのがもったいないくらいです。

変化したお土産パッケージデザイン
創業者の父から受け継いで現在は長女のシリナさんが、クリエイティブ・ディレクターとして活躍されているそうです。カフェに訪れると、どの店舗にも必ずお土産コーナーが目立つ位置にディスプレイされています。こちらはラオス南部の地元の女性たちが、伝統的な技法で一つひとつ手で編んだ素朴な竹カゴが使われています。手触りもよく、つい手に取ってしまいたくなる商品です。

籠に包まれたパッケージには、ラオスの観光地が描かれています。こちらはコーヒーが5つ楽しめる、バンブーボックスのギフトセットです。

同じくバンブーボックスの紅茶版も魅力的です。お試しサイズにとても最適なので、お土産に喜ばれそうです。

コーヒー豆は、200g、500g、1,000gと3展開あるのも選択肢が多く、コーヒー好きには嬉しいサイズ展開です。200gは210,000kip、1,000gは675,000kipと金額もお手頃です。
さらにこの豆シリーズの特徴は、各国の名前がついているところです。日本、韓国、フランス、アメリカなど各国をイメージして作ったコーヒー豆なのでしょうか?日本という名前がついているだけで、親近感がわいて買いたくなりますね。


いかがでしたでしょうか?
今回はラオスの老舗カフェのこだわりと魅力などをお届けしました。私自身も今回調べたりお話をうかがったことで、また違った視点でこのカフェに足を運ぶのを楽しめそうです。もしラオスに訪れることがあれば、このチェーンカフェのはしごをしてお店の違いを堪能いただけたら嬉しいです。
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