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コンセプトがこんなに違う!ドイツのスーパー3社を比較してみた

コンセプトがはっきり分かれているドイツのスーパー

ドイツのスーパー
ドイツのスーパーは、お店ごとに価格帯や品揃え、こだわりが大きく異なります。私は普段、家の近くにある「ALDI」をよく利用していますが、時々「EDEKA」へ行くと、その売り場の違いに驚かされます。日本のスーパーは、どこへ行っても比較的きれいで品揃えが豊富な印象がありますが、ドイツではスーパーごとの個性の違いがはっきりしているのが特徴です。

この記事では、コンセプトの異なる3つのスーパーを比較しながら、それぞれの特徴や選び方を分かりやすくご紹介します。

ALDI(ディスカウント系)

「ALDI」の外観
ドイツを代表するディスカウントスーパーで、最大の特徴は圧倒的な価格の安さです。日常的な食料品をできるだけ安く揃えたい人にとって、非常に使いやすい存在です。

「ALDI」の店内
店内はシンプルで無駄がなく、商品数も必要最低限に絞られています。段ボールのまま商品が積まれていたり、どこか雑多な雰囲気があったりと、最初は少し驚くかもしれません。ただ、このシンプルさこそがコスト削減につながっており、その分価格の安さに反映されています。
私自身も普段の買い物では「ALDI」をよく利用していますが、野菜や乳製品、パンなど、日常的に使うものは十分な品質で揃えることができます。

「Aldi」のプライベートブランド
また、プライベートブランドの商品が中心となっており、価格と品質のバランスが取れている点も魅力です。一方で、商品の種類は限られているため、「特定の商品を選びたい」「こだわりの食材を探したい」という場合には、少し物足りなさを感じることもあります。

EDEKA(中価格帯)

「EDEKA」の外観
「ALDI」と比べると、「EDEKA」は"品質"と"品揃え"のバランスが取れたスーパーマーケットです。価格帯はやや上がるものの、その分、商品数の多さや売り場の充実度が大きな魅力となっています。

「EDEKA」の店内
店内に入るとまず感じるのは、売り場の広さと整った美しさです。商品のバリエーションも豊富で、野菜や果物は種類が多く、新鮮なものが並んでいるため、日本のスーパーに近い感覚で買い物を楽しむことができます。

お肉の量り売りコーナー
また、お肉やチーズの量り売りコーナーがあったり、スパイスの種類が豊富だったりと、商品を選ぶ楽しさがあります。さらに、店舗によってはベーカリーやデリコーナーが併設されており、店内で食事を楽しめることもあります。こうした点は、シンプルさを重視する「ALDI」にはない魅力と言えるでしょう。

一方で、価格はディスカウントスーパーに比べて高めに設定されているため、日常のすべての買い物をここで済ませると、食費がやや上がると感じるかもしれません。

Bio Company(オーガニック系)

「Bio Company」外観
「Bio Company」は、オーガニック食品を中心に扱うスーパーマーケットで、これまで紹介した2つとは少し異なる「価値観」を持ったお店です。

店内にはオーガニック食品が陳列されている
価格よりも、品質や環境への配慮、食の安全性を重視しているのが大きな特徴です。店内にはオーガニック認証を受けた商品が多く並び、野菜や果物はもちろん、加工食品やお菓子まで幅広く揃っています。パッケージもナチュラルでシンプルなデザインが多く、全体的に落ち着いた雰囲気があります。

健康志向・サステナブル志向のラインナップ
実際に訪れてみると、一般的なスーパーとは少し違ったラインナップに気付きます。例えば、添加物を控えた食品やヴィーガン対応の商品、環境に配慮したパッケージの商品など、健康志向・サステナブル志向の人に向けた商品が多く見られます。日常使いというよりは、目的に応じて利用する"こだわり型のスーパー"という位置づけです。

ドイツ人に聞いた!スーパーの使い分け

ドイツのスーパーで買い物をする人々
ドイツではスーパーごとの特徴がはっきりしているため、目的に応じて使い分ける人も多いようです。今回は実際にドイツ人に、普段のスーパー選びについて話を聞いてみました。

Q.普段どのスーパーを利用していますか?

A.普段は「ALDI」をよく利用しています。価格が安いだけでなく、品質の良い商品も揃っているので、日常の買い物には十分だと感じています。

私自身も普段は「ALDI」を利用することが多いので、この意見にはとても共感しました。"安い=品質が低い"というわけではないのが、ドイツのディスカウントスーパーの面白いところだと感じます。

Q.スーパーを選ぶ時に重視していることは?

A.一番重視しているのは、価格と商品のクオリティです。もっと安いスーパーもありますが、品質の低い商品ばかり置いているスーパーには行きません。次に大事なのは品揃えです。必要なものを一度で揃えられるかどうかも、スーパーを選ぶポイントだと思います。

"安ければいい"というわけではなく、価格と品質のバランスを大切にしていることが伝わってきました。

Q.「ALDI」だけで十分だと思いますか?

A.普段の生活には十分だと思います。基本的な食材や日用品はしっかり揃っていますし、価格も安いので日常使いにはとても便利です。ただ、商品の種類は限られているので、足りない部分を補うために時々「EDEKA」へ行くことがあります。

これはまさに私も同じ感覚です。「ALDI」だけでも普段の生活には困りませんが、"あと少し選択肢が欲しい"と思った時に「EDEKA」へ行くことがあります。

Q.他のスーパーはどんな時に利用しますか?

A.「ALDI」に売っていない商品を探したい時や、少し質の良い食材を買いたい時には、「EDEKA」を利用しています。実際に「EDEKA」へ行くと、チーズやハム、調味料などの種類がかなり豊富で、"選ぶ楽しさ"があるスーパーだと感じます。

Q.オーガニック系スーパーは利用しますか?

A.普段はあまり利用しませんが、お金に余裕があればもっと行きたいと思います。健康面を意識してナチュラルな食品だけを選びたい人や、少し特別なものを買いたい時に利用する人が多い印象です。日常使いというよりは、"こだわりのスーパー"という感覚ですね。

私もBIO系スーパーに行くと、商品のこだわりや雰囲気の違いを強く感じます。ただ、価格帯は高めなので、特別なものを買いたい時に利用する感覚に近いかもしれません。

Q.BIO商品を買う人は増えていると思いますか?

A.ヨーロッパの中でも、ドイツでは特にBIO商品が人気だと思います。動物福祉や健康に気を遣っている人が多く、食べ物への意識が高い印象があります。そのため、BIO専門のスーパーを利用しなくても、普通のスーパーでなるべくBIO表示の商品を選ぶ人は多いです。私自身も、普段の買い物の中でできるだけBIO商品を選ぶようにしています。

実際にドイツのスーパーへ行くと、どのスーパーでもBIO商品をよく見かけます。日本よりもオーガニック商品が身近な存在になっていることを、日々の買い物の中で感じています。

まとめ

ドイツのスーパーマーケットは、同じ"スーパー"でもそれぞれ特徴が大きく異なります。価格重視で日常使いしやすい「ALDI」、品質と品揃えのバランスが魅力の「EDEKA」、そして健康や環境への意識が反映された「Bio Company」。
実際に生活してみると、目的やその日の買い物内容によってスーパーを使い分けている人が多いことが分かります。
私自身も最初は「ALDI」しか利用していませんでしたが、生活するうちに、「安く揃えたい時」「少し良いものを買いたい時」「BIO商品を選びたい時」など、自然と使い分けるようになりました。スーパーごとの違いを知ると、ドイツでの買い物がより面白く感じられるかもしれません。

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