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お菓子で熱中症対策?「塩」がキーワードの限定パッケージデザイン6選【連載第12回】 | パケトラ | 世界各国で暮らすライターがお届けする、ビジネスアイデア情報。ビジネスのヒントや閃きのきっかけに。

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お菓子で熱中症対策?「塩」がキーワードの限定パッケージデザイン6選【連載第12回】

 

画像:packagecollection

こんにちはpackagecollection(以後パケコレ)です。(パケコレのプロフィールページはこちら。)

今回のテーマは「塩(ソルト)」!

今回は「塩」パッケージ特集を行いたいと思います!6月の下旬頃から「塩」関係の商品がちらほらと出てきたなぁと思っていたのですが、今年は異様に多いような気がします。熱中症対策としてもブームなこの市場は、今年だけでなく来年以降も続くと思いますので、傾向をとりまとめてみました!

お気に入りデザイン1:ロッテ ソルティアーモンドチョコレート

Photo:LOTTE SALTY ALDMOND CHOCOLATE(ロッテ ソルティアーモンドチョコレート)

ロッテのアーモンドチョコレートを改めて見ると、パッケージの大半が英字で、日本語表記ってほとんど補助的にしか入っていないんですね!ここまで英語表記なのに認知されていて、みんなが読めるってすごいことです。

こちらのパッケージが筆者のナンバーワン!色遣い、さりげないデザイン要素の完成度の高さ、塩の表現の美しさが際立っているデザインです。「とにかく塩の要素を入れておけば良い」ということではなく、「涼しげ」であったり「夏に販売する」ということを念頭に入れたコミュニケーションを取っているなと感じました。

 

お気に入りデザイン2:東ハト キャラメルコーン 塩ライチ味

Photo:東ハト キャラメルコーン 塩ライチ味

ロッテのアーモンドチョコレートと比べて「振り切った」感が素晴らしいため、お気に入りのデザインに選びました。塩ライチ味と聞いてピンクと赤の色彩構成を思い浮かべる人は少ないと思うのですが、そこをこちらのパッケージでは違和感なく落とし込んでいるのが素敵です。「塩」の暖簾モチーフもポイントとして効いてますね。

 

お気に入りデザイン3:森永 小枝 塩バニラ

Photo:森永 小枝 塩バニラ

ブルーベースにホワイトチョコの「商品ビジュアル」、そして塩の粉とバニラのイメージ画像と文言で「塩」商品であると表現していますね。塩が大きく打ち出されているので、どのような商品なのかがすぐに認識できます。味はあまり想像がつきませんね。

とてもお上品なので、売り場で目立たないかもしれないと個人的に少し心配してしまいました。もう少し今までの「小枝」の表現を受け継いでもよかったのではないでしょうか。

お気に入りデザイン4:グリコ ギャバ 塩ミルク

Photo:グリコ ギャバ 塩ミルク

夏っぽいですが、なぜ青のボーダーなのでしょう・・・?うきわのイメージ?海兵さん?「塩ミルク」という表現は、とてもきれいな吹き出しの飾りに入っており、見やすくて好きです。書体も好感を持てるので、なんだか美味しそうだと感じます。

お気に入りデザイン5:アサヒ 塩レモン

Photo:アサヒ 塩レモン

「ザ・熱中症対策」と言えば、飴!こういったデザインもはずせません!塩の結晶をイメージしたデザインと、ビタミン・クエン酸といった体に必要な栄養素の表現を掛け合わせた表現で、六角形を使用しているのでしょうか。

ブルー×オレンジ×ホワイトでとてもキレイなパッケージです。「塩レモン」という商品名もかなり際立っていますね。この商品が何たるかをうまく提示できている商品だと思います。

お気に入りデザイン6:YBC ルヴァンプライムサンド  ソルティーアーモンドクリーム

Photo:YBC ルヴァンプライムサンド  ソルティーアーモンドクリーム

ルヴァンは元々ソルトが強めだと思っていたので、改めて「ソルティー・アーモンド」なんて言わなくても・・・と思ったのですが、表現の仕方が面白かったので取り上げさせていただきます。

よく見ると、薄いペールトーンのブルーにタテのライン線を入れているんです。これが夏限定の塩系の商品なのか、「塩枠」でくくった時にお客様は気付かないかもしれませんが、色味の変化により「限定パッケージかな?」と感じさせることができますね。

考察

今回は「塩」を題材にパッケージの考察をさせていただきました。基本的にキーカラーは「ブルー」を使用した表現が多く、「塩」のワードも多いですね。個人的には「ソルト」と言ってくれた方がおしゃれ感があって好きですが(笑)

また、こちらも個人的な意見ですが、このようなお菓子系は「塩」が入ったところで突飛な味でもなく、かといって定番商品でもなく・・・といった印象を抱いているのですが、そういった絶妙なニュアンスに「季節性」の価値をつけて「塩分取りましょうよ」と商品で言っているのかなと思いました。商品力での瞬発力が無いのであれば、パッケージでどうにかこうにか表現するしかないんじゃないかなぁ。

そういった理由で、特にアーモンドチョコレートとキャラメルコーンはとても素敵なパッケージだと思うんです。「定番じゃないけど手に取ってみたい」「今の気分に合うのはこのデザインのお菓子」———そんな感情を引き出せるようなパッケージだと思いました。

この季節のチョコレートやスナック菓子のライバルは、競合他社ではなく「アイス」カテゴリーですからね。いかに「これを食べたら清涼感があるのか」をパッケージで掻き立てないと・・・そう思った筆者でございました。

おそらく「塩系」のパッケージはまだ成長段階で、各社試行錯誤しながらの商品開発だったのではないかなぁと思います。飴市場では過去数年でそこそこ出ていましたが、チョコレート市場で「塩」は殆ど新カテゴリーですので、これからの成長が楽しみですね!

来年はもっと素敵なパッケージに会えるかも!と、今からワクワクする筆者でした。

以上、パケコレでした。

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