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日本と何が違う?!中国のお菓子パッケージが、まるで絵画のように美しい【連載第26回】

画像:packagecollection

こんにちはpackagecollection(以後パケコレ)です。(パケコレのプロフィールページはこちら。)

今回のテーマは、「中国のお菓子パッケージ」!

今回は、中国の友人からもらった貴重な中国のパッケージをご紹介!消費者の趣向が違うので、日本とはまた違った表現がなされており面白いです。今日は、おしゃれで素敵!と思ったものを取り上げてみました。

グリコ「pejoy 百醇(プジョイ)」

Photo:グリコ「pejoy 百醇(プジョイ)」

Photo:グリコ「pejoy 百醇(プジョイ)」

プジョイは、グリコさんが中国で販売されているチョコレート菓子です。

百醇は「100%アルコール」という意味のようです。すごい名前。

なんといっても「箔押し」

日本で販売されているグリコさんの商品は「プリッツ」などが代表的ですが、ロッテさんから販売されている競合、類似商品のトッポでも「箔押し」はレアであまり見られません!箔押しをさらりと使ってみせる中国、かっこよすぎてしびれますね!

絵画のようなパッケージ



表現方法は「美しい水彩画」をベースに、全てイラストのグラフィックで仕上げているのが日本と大きく違うところだと思いました。日本で水彩タッチのパッケージを流通用に・・・となると、あまりおしゃれなものを見ない(そもそも少ない)気がします。

最近の中国のデザインは力があると感じており、バランス力に優れていると思いました。「漢字」+「英語」の表現は日本と縛りが似ているのに、デザインの構成バランスが絶妙です。



ロゴに飾り枠をつけるという表現は、日本であまり見ない表現ですよね。とても絵画的、芸術的なパッケージだと感じました。しかも同じような色を沢山使っていて、一見全く目立たないかと思いきや、雰囲気の醸成が完璧なのでパッケージ全体で目を引きます。

こういったパッケージがそもそも日本に少ないため「何に似ている」と表現がしにくいところが悔しいですね。筆者は「絵画をそのままパッケージにしたような印象」を抱きました。

また、日本でこのようなパッケージを開発するのであれば、高価格帯のギフト系なら可能性があると思うのですが、低価格帯のコンビニ商品などでは戦えるカテゴリの想像がつきません。どのカテゴリであっても、かなりチャレンジとなるのかなあと思います。でも、水彩画タッチのパッケージを日本の売り場でも見てみたいですよね。

是非開発の際はお声がけいただきたい(笑)そう思った筆者でした。

以上、パケコレでした。

  

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