今回は、フィンランドのハロウィン限定パッケージや店舗のディスプレーをご紹介します。
フィンランドではハロウィンのイベントはそこまで大きな盛り上がりはありませんが、それでも、10月に入ると街中にハロウィンのディスプレーと限定パッケージが並びます。
トリック・オア・トリートは、フィンランド語で「Karkki vai Kepponen.」(カルッキ・ヴァイ・ケッポネン)。
スーパーマーケットの売り場
ヘルシンキ中心部ストックマンデパートの地下食料品売り場の入り口にはハロウィンのコーナーが設けられています。魔女が天井から吊るされていてさまざまなキャンディが販売されています。
一際目立つのがこの骸骨の形をしたプラスチックのケースには、様々なキャンディとチョコレートが入っています。色のバリエーションも豊富。食べた後はそのままデコレーションで飾って置けそうですね。
カボチャの形をしたチョコレートや目玉のお菓子など出ていました。
パンダ社のお菓子
フィンランドの製菓会社Panda(パンダ)からは、健康志向のチョコレートが発売されています。グルテンフリー、パーム油フリー、大豆フリー。見た目が派手なオレンジ色のフルーツフレイバーのチョコレートと黒い粒々はフィンランド人が愛するサルミアッキが入っています。
サルミアッキとは、薬草(甘草)の一種であるリコリス から抽出した成分を配合したリコリス菓子のひとつで、塩化アンモニウムを添加したものです。サルミアッキの独特な風味がチョコレートと相まって子供から大人までフィンランド人には大人気の商品です。
ミルクチョコレートにクランチが入ったサクサクした食感が美味しいです。個別包装なので、お土産にも良さそうですね。
ディスプレー
店内のディスプレーもハロウィン仕様に飾られています。
コペンハーゲン発の雑貨店「フライングタイガー」のディスプレー。こちらではパーティー用のデコレーショングッズが販売されています。
フィンランドの大人気ドーナツ店、「アーノルド」
日本でいう「ミスタードーナツ」のような存在である、フィンランドで大人気の「アーノルド(Arnolds)」では、定番の丸いモチモチとした弾力のあるドーナツに、ハロウィンのデコレーションがされています。
カボチャ味やホワイトチョコレート味のドーナツの上には、カボチャやお化けのチョコレートが飾ってあります。モチモチ食感がたまらない、おいしいドーナツ。ハロウィン期間限定商品も、毎年好評です。
みなさんも楽しいハロウィンをお過ごしください。
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