フィンランドのバレンタイン事情と商品パッケージについてお届けします。
フィンランドでは、2月14日のバレンタインデーは、「友達の日」Ystävänpäivä(ユゥスタヴァンパイヴァ)として、性別に関係なく、みんなが楽しめる日としてお祝いされます。
恋人や友達、家族など大好きな人とメッセージやカード、ささやかなプレゼントを贈りあいます。2月に入ると、ハート型のパッケージやディスレーを街の至るところで見かけます。
ハート型の上品でキュートなパッケージ!
フィンランドの老舗菓子メーカー、Fazer(ファッツェル)社の定番商品である、ミルクチョコレート(ファッツェル・ブルー)は、上品な青色を基調としゴールドの文字が一際目を引く美しいパッケージデザインです。
通常は、長方形の箱や板チョコのパッケージが主流ですが、バレンタイン仕様にハート型のパッケージも発売されています。中は、個包装で一口サイズのチョコレートが入っており、プレゼントにも大変喜ばれます。
ミルクチョコレートのハート型パッケージは贈りものにもぴったり!
右は、ファッツェル社のミルクチョコレートにヘーゼルナッツが入ったゲイシャ・チョコレート。日本からインスパイアされたという、淡いピンク色に桜のイラストが描かれたパッケージが人気です。
「小さな親切・慈愛(Kiltteyttä)」と書かれた板チョコ。近年は、ファッェル社から、さまざまなシチュエーションでギフトとしても使えるメッセージ入り板チョコが発売され、人気を集めています。
オンラインでは、自分の好きなメッセージや名前を印字してオリジナルパッケージを作ることも可能です。
黒いキャンディ、リコリス菓子のパッケージ
フィンランド人が愛して止まない黒いお菓子、リコリスの高級ブランド、「Lakrids by Bülow」からは、ハート型のパッケージも登場しています。リコリスのまわりにベリー味などのチョコレートがコーディングされています。
さまざまな味のチョコレートがコーディングされたリコリス菓子。カラフルな中身を見せるパッケージデザインで、ハート型には6種類の異なる味が入ったギフトパッケージ。
フィンランドのバレンタインデーは、カップルのみならず、みんなが楽しむイベントで、老若男女、大切な人に贈りものをする日です。チョコレートのみならず、カード、花束、スイーツなど、さまざまです。
それでは、みなさんも楽しいバレンタインデーをお過ごしください!
▼関連性のある記事
ニューヨークで見つけたお洒落なバレンタインチョコレートのパッケージ
パッケージから見るバレンタインのロンドンとは?