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コンポスト可能な植物由来プラスチックで創った多機能ピザ容器

▶アイデアは日本から!?ニューヨークで一番美味しい手作りパイ・ショップ「フォー&トウェンティ・ブラックバード」 。 
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はじめに

米国人の大好物には、パイと並んでピザが挙げられるだろう。筆者の古い米国の友人は子供の頃、朝昼晩3食ともピザを食べていたと言っている。昔から配達用のピザ容器には配送途中にピザが壊れないよう、頑丈な素材の段ボールが使用されてきた。

段ボール・雑誌・菓子箱・牛乳パックなどは、多くの市町村や区が定期的に「古紙回収」をおこなっている。ただ、東京の小平市や神奈川県の横浜市など、一部の自治体の公式サイトには【宅配ピザの箱は古紙として回収しない】と書いてある。宅配ピザの紙箱がリサイクルできないのは、箱にピザの油や臭い・汚れが付いているからで、この場合は燃やすごみとして焼却される。

宅配ピザの容器が変わる?

宅配ピザ容器は、上に述べたように現在は頑丈な段ボール製の紙箱が主流だが、紙であるが故の欠点もある。紙箱とピザとの間に大きな空間がありピザが冷めやすいことが一つ。またピザの紙箱の内側は吸水性が高いので、ピザにとって大切な水分と香りを吸収してしまい、ピザ店で味わえるあのカリカリ感が失われてしまう。

そんなピザ容器の弱点を補う画期的な容器が米国で開発された。

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